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社長の年収をアップする最強経営計画

会社を元気にする2つのカギ

会社を元気にするために必要なことを2つに絞れと言われたら、こうお答えします。
「経営計画を立てる。そして、適時に月次決算をする。」

1つめのカギ:経営計画、2つめのカギ:適時な月次決算

経営計画とタイムリーな月次決算はセットです。1ケ月の結果がすぐに見れて、計画値と実績値を比較できてはじめて、経営計画が意味を持ってきます。

経営計画は必要なのか?

計画と聞くと、ネガティブな声が聞こえてきます。「計画なんているの?」とか「計画なんて意味あるの?」とか。
そういう人はきっと、単に計画値と実績値を比べて一喜一憂しているのでしょう。もちろんそれも大事ですがが、その前にもっと大事なことがあります。

言うまでもないことですが、前年と同じことをして売上がアップする訳がありません。奇跡でも起きない限り、前年並みかそれ以下になって当たり前です。
そこで、前年はやっていなかったDMを1日100件出すことによって計画売上を達成すると決めたとします(ここでは話を単純化するためにDMの話をしています)。

まずやることは、計画売上を達成できたかどうかではなく、DM100件/日という行動自体が達成できたかどうか。達成できていれば、「おめでとう!」ときちんとお祝いします。
目標達成のための行動は実践できました。しかし、目標売上達成という結果は出なかったとします。

とすると、答えは2つ。
DMが売上アップにとって効果がないか、DMの文章が悪いか。
では、ということでDMの文章を見直したり、他の誰かに見てもらってみると……。

という訳で、翌月はDMの文章を変えて、しかも1日200件に増やしてみます。そして、またやることは200件/日という行動の検証。きちんとやれていれば、「おめでとう!」とお祝いします。その後で、結果としての売上の予実比較をします。達成できていなければと……、ということを繰り返します。

こういうことをしている場合としていない場合で、どちらが会社の業績がよくなるか、という話です。

経営計画を立てる時に最初に考えること

では、具体的に何から始めるかですが、経営者の方に経営計画を立ててもらう最大の目的は、徹底的に考えてもらうことです。 そのためにも、最初に社長の収入を決めてもらいます。

実は、自分の収入を決めるということが、とても重要なのです。
というのも、ほとんどの社長が、自分で自分の収入を決めていないからです。現状の売上や経費を考慮して、残る金額を自分の収入としているのが大半ではないでしょうか。

そうではなく、まずは本当にほしい収入を決めることです。

なぜ本当にほしい収入がいくらかわからないのか

しかし、ここで問題が出てきます。
本当にほしい収入がいくらなのか、わからないという問題です。
どうしてわからないのでしょうか?

理由がないからです。

時々、芸能人が莫大な借金を短期間で返したという話を聞きます。
もちろん、そもそも収入が多いということもありますが、いくら稼ぐ必要があるという明確な理由があるからこそです。

人は、理由がないとやる気が出ません。
逆に言うと、明確な理由があると、思った以上の力を発揮できるのです。

そこで、社長の収入をいくらにするかという理由を考えるための強力な道具(ツール)を用意しました。
この道具(ツール)を使うことは、ある意味、やっていて一番楽しいことです。
できるだけワクワクしながら、やっていただきたいと思います。

既存の経営計画と何が違うのか

社長の目標収入が決まったら、次に、会社の現状を分析します。これは、よくあるような財務分析をしておしまいというようなものではありません。財務分析も若干やりますが、それよりももっと大きな視点、感覚的な視点と言ったほうがいいかもしれません。

そこから、会社の経営課題やその対策が見えてきます。これらは、会社の数字をいくら見ても見えてこない部分で、このような定性的な分析をするのはとても重要です。
ここまでやれば、会社の現状がよくわかります。

仮の目標売上を立てる

それらを踏まえた上で、社長の目標年収を達成するための、目標売上高を算出します。ですから、社長の目標年収と会社の目標利益が決まれば、売上は自ずと決まります。ただし、ここで算出した売上は、目標売上ではなく、仮の目標売上だということに注意してください。

というのも、ここではまだ、こうなったらいいなーという、何の根拠もない数字だからです。ここから、売上を3つの側面から見ることで、根拠のある数字にしていきます。言わば、ここからが経営計画の肝と言える部分で、目標売上を達成できるかどうかを徹底的に考えてもらいます。

この後、経営計画の話はまだまだ続くのですが、以上が経営計画の大きな流れです。

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